お久しぶりです。ぶちょー です。しばらくX(Twitter )の別垢で生息してました。一応生きております。
2023年もついに12月 、もうすぐ年末の足音が聞こえるといった時期になってきました。12月と言えば……そう、Advent Calendar の季節ですね!(毎年言ってる)
今回も例のごとく、「ゲキ!チュウマイAdvent Calendar 2023」 に参加させていただきました。今年の主催は徒然草 さんです。毎年主催が変わってはいますが、こういった企画が年々続けられていて、すっかり定番企画となっているのは喜ばしいことですね。おもろい音ゲー マーはみんなブログを書こう。
参加者の皆さんのブログは以下のリンクから読めます。他の気になる参加者の記事も要チェック!
枠1
adventar.org
枠2
adventar.org
さて、私の今年の記事は「セガ 音ゲー "ズブ友"決定戦」 という題目でお届けいたします。ゲキ!チュウマイとの馴れ初めはmaimai ORANGE の9年前 、2023年の今でも気持ちだけは現役!な私ですが、コアなセガ 音ゲー マーかつコアなオタク にはたまらない、とても興味深い内容を持ってきました。
1. はじめに
ゲキ!チュウマイAdvent Calendar参加記事でこんなことを聞くことはあまりにも野暮なことは承知なのですが、皆さんゲキ!チュウマイ3機種を遊んでいますか? 私は楽しく遊んでいます。流石に昔に比べたら頻度は落ちましたが、新曲を遊んだり、はたまた長期的な目標を立ててスコアを詰めたりといった遊び方は大きく変わらず、自分なりのペースでプレーしています。
この前LAMIAのABFBが出ました。2年かかりました。音楽ゲーム を根気強く気長にプレーするきっかけになってくれれば嬉しいです
さて、音楽ゲーム の話から一転するのですが、皆さんオタクしていますか? 私は生まれてこの方ずっとオタクをやめられていません。音楽ゲーム 一筋!といったプレースタイルを否定するわけではないですが、音楽ゲーム を遊ぶ上ではオタクであった方が絶対楽しい と思いますし、何なら音楽ゲーム をきっかけに1コンテンツにハマってオタクになる ……といった人も珍しくありません。
音ゲー マー共がトロワアンジュ(Re:ステージ!)のライブを見て死体になる図。
ここで「音楽ゲーム をきっかけに、1コンテンツにハマってオタクになる」 ことに関してですが、セガ の音ゲー はオタク (もといオタクコンテンツ)と非常に相性が良い ことが知られています。何故かというと、「セガ の音ゲー は他作品とたくさんコラボをしてくれる」 からです。アーケード音ゲー というプレーするだけでも敷居がそこそこ高いゲームを運営している以上、何らかのきっかけを作って客を取り込む必要がある わけで、そのきっかけとなってくれる「音楽ゲーム と他作品とのコラボ」 は大変重要な意味を持つわけです。
私もその1人で、好きな作品の曲がコラボで収録されたらメイン機種じゃなくても遊びに行きますし、逆にコラボで音ゲー に入ってきた曲をきっかけに作品・コンテンツを履修しはじめ沼にハマることは何回もやっております。オタク、最高~! (腕を上げる)
しかし、こうも長くセガ 音ゲー マー、かつオタクを続けていると1つの疑問が生じてくるわけです。「セガ 音ゲー に『一番多く』曲が入っている、他作品コンテンツって何だろう…?」 と。
先に言っておきます。本記事はこの答えを探しにいく記事となっております。 みんなもセガ 音ゲー と一番コラボしている作品気になるでしょう???
また、タイトルに「ズブ友」 とありますが、ずっと友達の意であるズッ友を通り越して「ズブズブな友達関係」 という意味の言葉です。オンゲキでお馴染みのあの赤尾ひかる さんが言い出しました。
相手はどうせリステ だろって?リステです…
じゃあさ、今日はゲキ!チュウマイと一番の"ズブ友"とやらを決めようじゃないの。
2. ルール説明
ここでは本記事…もとい本企画のルール説明 をしていきます。細かい設定とかを決めているので忙しい人はじっくり読まなくてもOK。
【企画の趣旨】
・ゲキ!チュウマイに収録されている (or収録されていたことがある )楽曲の数が多い作品・コンテンツ を決める。
【概要説明】
・オンゲキ 、CHUNITHM 、maimai の収録曲が対象となる。
・本記事で取り上げる作品は、以下の通りとする。
○ゲキ!チュウマイのいずれか1機種以上 でコラボしており 、セガ 音ゲー 全体で5曲 以上 収録されている(orいた)作品
・「コラボ」の基準は各ゲームおよび各バージョンにもよるが、筆者の判断とする。基準の例として、maimaiでらっくすならイベントちほー 、CHUNITHMならコラボマップ 、オンゲキならコラボチャプター が存在すれば、「その作品とコラボを行っている」と判断する。
【細かいルール設定】
・2023年11月 時点で収録されている(orいた)楽曲 を対象とします。
・ゲキ!チュウマイ自社コンテンツ は除く 。イロドリミドリ とか言ノ葉project とか。ただし、除外するのはゲキ!チュウマイだけで完結するコンテンツだけなので、SEGA の他のゲームはノミネート対象となります。
・「Project DIVA 」 は除く 。maimaiのイベントちほーに存在するが、DIVA初出の曲が分かりづらかったり、DIVA初出じゃないのにDIVAのムービーがついていたり…(例:ミラク ルペイント )みたいな曲が多かったりで混同しまくるため。
・maimaiのイベントちほーだと「アーティスト単体」 のイベントちほーが多く存在する(例:ピノ キオピーちほー )が、アーティスト単体のコラボは今回除いた 。例えば、ピノ キオピーコラボの曲としてウソラセラ (CHUNITHMオリジナル)をカウントしていいのか?とかいった問題が大変面倒臭かったためである。結構悩んだから許してくれ。
ちなみに、ツユ を入れるかが一番悩んだ。結局除きました 。
・「東方Project 」 は除く 。というか東方はコラボの枠どころか一大ジャンルにまでなっているので、もうズブズブとかそういうレベルじゃないと思う。訂正します、「東方Project 」は殿堂入り です。
・「どこまでを1つの作品・コンテンツとして捉えるか」は筆者の判断とする。例えば、maimaiには樋口楓ちほー が存在するが、筆者は「樋口楓は1アーティストというよりは、『にじさんじ 』というコンテンツの一部かなあ…」と思っているため、「にじさんじ 」 としてカウントしている、等の判断をしている。解釈不一致云々は話を聞くだけ聞いてあげます 。
【凡例】
ここではどういった形式で各作品を取り上げるかの紹介として、凡例 を用意しました。私が推しているバーチャルナースこと、名取さな さんに身体を張っていただきます。
あと1曲入ってたらノミネートされてた名取さなさん
・コンテンツ名 …作品・コンテンツのタイトル。大体各機種のコラボ時のタイトルをそのまま持ってきている。たまに表記揺れがある。
・総収録曲数 …ゲキ!チュウマイに収録されている楽曲の総数。 今回の企画の判断基準となります。この数字が多ければ多いほどズブ友度が高いというわけです。
・楽曲 …その作品として収録されている楽曲一覧。「こんな曲あったなー!」 と思っていただければ嬉しいです。
・各機種収録状況…オンゲキ・CHUNITHM・maimai の各機種における収録状況を記号で表記しています。
・○:現在(2023年11月)現行バージョンで遊ぶことが出来る。
・●:現在(2023年11月)現行バージョンで遊ぶことが出来ない(削除済) 。
・△:現行バージョンで遊ぶことは出来ると言えば出来るが、特殊な条件が必要となる楽曲 。出現頻度はほとんどないのでその都度説明します。
【先回り謝罪】
どっかで抜け漏れが絶対発生しているだろうから先に謝っておきます、すいません!!!!!
楽曲の抜けや漏れがあったら報告していただけると大変助かります……
3. ノミネート作品
大変長らくお待たせいたしました。これより、ゲキ!チュウマイと最もズブズブな作品・コンテンツは何か、通称「セガ 音ゲー "ズブ友"決定戦」 を開催させていただきます!やったー!!!
この記事を読んでいるあなたも、真のズブ友はどの作品なのか?予想しながら読み進めると楽しいかもしれません。
3.1 収録数:5曲~
まずはゲキ!チュウマイに5曲以上 (~9曲)収録経験を持つ作品を見てみましょう。しれっと5曲と言っておりますが、1コラボで5曲も曲増えたら「え!めっちゃ大盤振る舞いやなあ!」 となる曲数だと思っています。初っ端からそこそこ高い壁、一体どのような作品がノミネートされているのでしょうか。
この素晴らしい世界に祝福を!
総収録曲数:5
通称「このすば 」。主人公カズマと3人の残念(?)美少女達で繰り広げられるギャグ要素強めの異世界 系であり、なろう小説→ライトノベル 原作からのアニメが3期まで決まっている人気作品。
この作品は3機種全てとコラボイベントをしている他、オンゲキ に至っては1回目のコラボイベントの際、アニメOPに加えて3人のヒロイン達のキャラソン を丸々収録した。特にRed Battle はクセの強い譜面だったこともあり人気だった模様。
余談だが、オンゲキでは唯一ランキングイベントを2回実施した 作品でもある。
アンジュ・ヴィエルジュ
総収録曲数:5
5つの世界の少女達が共通の敵「ウロボロス 」に立ち向かう…といった作品。原作はトレーディングカードゲーム であり、その後アニメおよびアプリによる展開が行われた。アプリ版は1回サ終しているのだが、その後「アンジュ・リリンク」 として再展開した。
セガ 音ゲー ではオンゲキ が2回コラボしており、現在はHARMONIZE だけ遊ぶことが出来る。全曲楽曲がめちゃめちゃ良いので聴いてほしいです。Hand in Hand(ユーフィリア) が難易度降格して当時首傾げてた人は、是非私と握手しましょう。
余談だが、5つの世界を舞台とした作品なのに、オンゲキで実装されたカードが全部同じ世界(青の世界)のキャラク ター である。なんで偏らせた……
プロジェクト東京ドールズ
総収録曲数:5
2017年の東京を舞台に、アイドル活動の裏で謎の敵「ピグマリオン 」と戦う、アイドルグループ「DOLLS 」の少女……もとい人形達を描いた作品。スマホ 用ゲームとして展開していたが、2021年にサービス終了している。現在は小説やCD等から作品を追うことが可能。
セガ 音ゲー ではオンゲキ のみに収録されており、しかもかなり作品への熱が大きい ことで知られている。まず、初回コラボ・リバイバル では相互コラボ を実施しており(当時はアプリが稼働していた)、ドールズアプリ内にオンゲキの高瀬梨緒 が登場していた。さらに、ドールズアプリがサービス終了した後のバージョンであるオンゲキbright MEMORYにて、まさかのシルバージュエルイベント「それでも私は生き続ける、プロジェクト奏坂ドールズ」 を開催し、奏坂メンバーのドールズ衣装 (覚醒人形)を実装するという異例の待遇を見せている。また、昔のコラボ作品であるにも関わらず現在も全曲遊ぶことができる。神か?ありがとう、ロシェ。
ドールズ、昔アプリをちょこっとかじっていたのですが、楽曲群が心に染み入るいい曲ばかりなので是非聴いてあげてください。余談ですが筆者はヒヨ ちゃんが一番好きです。
バトルガール ハイスクール
総収録曲数:5
神樹ヶ峰女学園の生徒として学園生活を送るかたわら、謎の侵略者「イロウス」から地球を守るために戦う、「星守」として選ばれた少女達の活躍を描く作品。オンゲキがコラボする作品こういう系やたらと多くないですか?
スマホ 用ゲームとして展開していたが2019年にサービス終了している。が、バトガはアニメが放映されていたため、話の一部を追いかけることが可能。
セガ 音ゲー ではまたもやオンゲキ のみとコラボしており、こちらもオンゲキとかなり仲が良い作品として知られている。オンゲキとの初コラボ(SUMMER+)時点で既にアプリはサ終していたものの、コラボ時だけでなくバトガの周年のたびに楽曲・譜面が収録されている という好待遇である。また、先述した星守は全部で19人 いるのだが、オンゲキには19人全員分のSRカード×2種+Rカード1種 (これに加えてSSR がある)が実装されている。すごい。
あとですね、何度もくどいんですけどバトガは大マジで曲がめちゃめちゃ良い。 アニメも当然観てほしいし、何も言わずにf*f (バトガ内のユニット)のアルバムを是非買って聴いてほしい です。
www.jvcmusic.co.jp
↑全員買ってください
NEW GAME!
総収録曲数:5
ゲーム会社である「株式会社イーグルジャンプ」に新入社員として就職した涼風青葉 を中心とした、日常・労働の日々を描く作品。「今日も一日頑張るぞい!」 が一時期話題になったことでも有名。もうこのネタ9年前 なんですよね……
原作の漫画は完結しており、アニメも2クール放送されていたので今から追うのは比較的簡単。労働描写がやたらとリアルなため、社会人は観るとダメージを食らうかも。放映当時学生で助かった……
セガ 音ゲー 3機種全てとコラボしており、3機種合わせて1期・2期のOP・EDをコンプリートしていた他、某譜面デザイナーの趣味で滝本ひふみ のキャラソン がオンゲキに収録されていた等、曲数に恵まれた。ただし現在はいずれの機種でも遊べない。残念。
余談ですが、この作品はセガ よりKONAMI 音ゲー とのコラボ具合が強く、jubeat に至っては、1期2期のOP・EDに加えてCDについてるカップ リング曲も含めた計8曲が収録されていたことがあった。 異常すぎる…
Re:ゼロから始める異世界生活
総収録曲数:5
通称「リゼロ 」。死して時間を巻き戻す能力「死に戻り」の力を得たスバルが過酷な運命に立ち向かっていく、異世界 系の王道作品である。様々な媒体で展開されている他、アニメは第3期の製作が決定している。
幅広い層からの人気を博しており、セガ 音ゲー に関しても3機種全てとコラボしており、特にチュウニズムが力を入れているイメージが強い。リゼロのコラボで現在唯一遊べない曲がRedo なのだが、オンゲキではコラボでLUNATIC譜面が追加された直後に削除、CHUNITHMではコラボでULTIMA 譜面が追加された直後に削除される という、こんなところを被せなくても良くない???といった悲しい過去があったりする。
サクラ大戦
総収録曲数:5
急にすごい角度の作品ぶっこんで来たな。
出だしを遡るとなんと1996年 頃、セガ から販売されたアドベンチャーゲーム 、そこから派生したアニメ・舞台などで展開されている作品。帝都・東京の平和を守るべく結成された秘密組織「帝国華撃団 」の活躍を描く第1作より、様々な舞台に派生して現在も展開が続いている。
一応チュウニズムでコラボをしているが、そもそもセガ の自社コンテンツのため昔から馴染みが深く、テーマ曲の檄!帝国華撃団 、およびmaimai無印~GreeN辺りで収録された楽曲群のインパク トが強い印象があります。maimaiの譜面がどれもえげつない…というより笑顔になれる譜面ばかり なので、是非遊んでみてください。
ヒメヒナ
総収録曲数:5
田中ヒメと鈴木ヒナからなるバーチャルユニット「HIMEHINA」として活動しているバーチャルアーティストで、歌唱・ダンス・ライブといった音楽活動を中心に、時折ゲーム実況や企画といったVTuber 活動も行っている。とにかく曲が良いし、歌が上手い。 ゲキ!チュウマイに入っている曲以外も名曲揃いなので是非聴いてみてほしい。
セガ 音ゲー では、アーティスト単位で推すことが多いmaimai がコラボしている。また、セガ 音ゲー 以上にSOUND VOLTEX が力を入れていることが知られている。筆者が好きな曲は藍の華 とヒバリ なのだが、どちらかというとボルテのフリコドウル の譜面がありえない話の方がしたい。
とある科学の超電磁砲
総収録曲数:6
「超電磁砲 」を操る超能力者(レベル5)である御坂美琴 を主人公とした、学園・バトル作品。元々は「とある魔術の禁書目録 」のスピンオフ作品…であったのだが、元作品と同じくらい人気が出てしまった。禁書目録 共々ライトノベル ・アニメが莫大な量の展開がなされているので、気になる人は追っかけてみよう。
セガ 音ゲー とのコラボについてはオンゲキが暴走しており 、初コラボの際にアニメOP2曲に加えてキャラソン を3曲を収録してしまった ため、本企画にノミネートされる運びとなった。今はmaimaiのonly my railgun を除いて遊べないのが残念である。
今となっては通じる人も少ないだろうが、ですのっ!White & Black は世界一面白い譜面だったし、カンペキWill は世界一いい曲だったんだよなあ。
ゆるゆり ♪
総収録曲数:6
七森中学校の「ごらく部」に所属する女子4人を中心とした、まったり日常生活を描く作品。2008年頃から現在まで連載が続いてる長寿作品であり、アニメも第3期まで放送されている等、多くの展開がなされている。また、2024年にはスピンオフ作品である「大室家」の映画化も決定している。
セガ 音ゲー との関わりは、旧筐体時代にmaimai とのコラボ、そしてオンゲキ が2回コラボをしている。長寿作品ということもあり楽曲群も豊富なのだが、オンゲキがコラボ2回目でよんでミラク るん! を入れてきたときは流石に困惑しましたね……
D4DJ
総収録曲数:6
DJをテーマにブシロード が展開するプロジェクトであり、アニメ・ゲーム・ライブといった多彩な展開が現在もなされている、新進気鋭のコンテンツである。スマホ 用音ゲー アプリである「D4DJ Groovy Mix」を中心に楽曲・ストーリーが展開されている他、アニメも2クール(ショートアニメ等を入れると4クール)放映されている。アニメ面白かったから観た方がいいですよ。
セガ 音ゲー とは、同時期に3機種合同コラボ が開催された。(当時は)D4DJのユニットが6ユニットであったため、それぞれの機種に2ユニットずつ、各ユニットの1曲が収録された。原作のGroovy Mixではスクラッチ を処理すると譜面が一時停止する ことから、それを再現したギミックで度肝を抜かれた人も少なくないはず。
個人的な感想だが、このコンテンツで3機種6曲はどう考えても少ない のでもう一周くらいして曲を増やしてほしい。SEGA さんどうぞよろしくお願いします。
Diverse System
総収録曲数:6
爆発は好きかあ!?
Ysk439氏が立ち上げた音楽レーベルであり、いわば同人音楽 サークルである。代表であるYsk439個人がファンであるクリエイターに製作依頼を行い、企画に沿ったCDを作成するといったスタイルを持っており、現在では多くな著名なアーティストが当レーベルに参加している。
セガ 音ゲー とのコラボとして、maimai とのコラボでいきなり6曲がぶっこまれた。といってもアーティストとしては結構お馴染みのメイツ(xi、Hommarju等)であり、あくまで「レーベルを通じて収録された曲」という意味合いでのコラボで、感覚的にはBMS 楽曲等のVARIETY枠の追加に近いかも。
Muse Dash
総収録曲数:6
PeroPeroGamesが開発した音楽ゲーム である。音楽に合わせて右から左方向に流れてくる敵やトラップを処理しつつハイスコアを目指していくといったゲームであり、スマホ 用アプリ、Steam、Nintendo Switch で展開されている。多彩な楽曲群に加え、美少女キャラク ターのスチルが豊富なことも特徴であり、オタクにはたまらない音楽ゲーム 作品となっている。
セガ 音ゲー とは、maimaiが真っ先にコラボをしている。もっとやれ!!!
他の音ゲー に入れてほしい楽曲群がまだまだいっぱいあるし、コラボをするポテンシャルも十分だと思うので、是非オンゲキやCHUNITHMともコラボをしていただきたい 作品である。何ならゲキ!チュウマイの曲を輸出するのも夢があって良い。
MEGAREX
総収録曲数:6
DJ Poyoshiにより設立された音楽レーベル。前述したDiverse System とコンテンツの性質はかなり近いと言える。こちらはlapix、PSYQUI、mameyudoufuといったFuture Core に強いアーティストが多く楽曲提供をしているのが特徴かも。
こちらもDiverse System同様、maimai の単独コラボで6曲を収録している。近いジャンルの音楽をコラボとしてまとめて収録することが出来るのはmaimaiの魅力なのかもしれない。
PHANTASY STAR
総収録曲数:7
これもセガ の自社コンテンツの1つである。出だしを遡ると1987年 発売の「ファンタシースター 」に始まり、2000年に家庭用3DネットワークRPG として「ファンタシスターオンライン」がヒット。その後にも、多数の派生作品が展開されている、セガ の人気RPG シリーズとなっている。また、ゲームだけでなくアニメ化もされており、絶世スターゲイト は主題歌であったことから関連楽曲としてカウントしている。
こちらもサクラ大戦 同様、コラボ以前に昔のセガ の楽曲であるため初期のmaimaiに多数収録されているのが特徴である。名曲名譜面が揃っているが、特にSave This World νMIX は是非遊んでみてほしい。
カゲロウプロジェクト
総収録曲数:8
じん(自然の敵P)による楽曲・小説を中心としたメディアプロジェクト作品。「目」をテーマに据えた「メカクシ団」からなる登場人物とその物語を描いた楽曲群からなる作品であり、楽曲が高い評価を受けただけでなく、その後に小説・アニメ・映画といった多くの展開がなされている。
カゲロウデイズ をはじめとして元々人気が高い楽曲が多いことから、コラボとは関係なくセガ 音ゲー に多く収録されている(コラボ自体はチュウニズムが実施している)。
余談だが、オンゲキ老人 達は葵 とつむぎ が歌唱しているサマータイム レコード の存在を知っている(はず)。分からなかったオンゲキーズの君はまだまだ若いぞ。
龍が如く
総収録曲数:8
「神室町 」を舞台に、桐生一馬 をはじめとした裏社会を生きる人々の抗争や生き様を描いた、セガ のシリーズ作品である。ヤクザをモチーフとした作品であり、今の時代コンプラ とかヤバそうだなあ……と思いつつも20年近く続いている長寿コンテンツであり、来年2024年にも新作が発売予定である。
セガ の自社コンテンツというだけあって、セガ 音ゲー には初期のmaimai を中心に多く収録されている他、チュウニズム がコラボを開催している。また、「ダメだね(任意のキャラ)」 という、龍が如く シリーズに登場するばかみたい【Taxi Driver Edition】 に合わせてリップシンク で歌わせるといったネットミーム が大流行したためか、原曲がmaimaiとチュウニズムに収録された。 セガ 音ゲー はこういう流行りに敏感なイメージはあるが、まさか自社コンテンツの曲でネットミーム が広まるとは思ってなかっただろうに……
ヤクザ(原義)いっぱいなためかオンゲキ には未収録であるが、個人的にKONNANじゃないっ! をオンゲキに収録してほしいです。
余談だが(余談ではない)、コーチン ズカップ ・クラシック という、コーチン (鶏)を育成してレースを行う(龍が如く 内の)ミニゲーム に使用されるBGMが、何故かチュウニズムのWORLD'S END限定で遊ぶことが出来る。何故入れた。
温泉むすめ
総収録曲数:9
日本全国の温泉をモチーフとしたキャラク ターを中心とし、全国の温泉地を盛り上げるべく活動を行う地域活性メディアプロジェクト。温泉むすめと各温泉地が密接に連携し、その地域でしか体験できないコラボ・グッズ展開を行っており、実際に温泉地に出向いて温泉地の魅力を体感してもらうといったスタイルが特徴的である。
現在でこそ頻度は少なくなっているもののライブ等のイベントも行っており、温泉むすめをモチーフとした楽曲がオンゲキ ・チュウニズム に多数収録されているうえ、現在でも全曲遊ぶことが出来る。 特に力を入れているのがオンゲキ であり、2024年1月にはオンゲキと温泉むすめのコラボライブ(2回目)「温ゲキむすめ MEMORY」の開催が決定した。 筆者も流石に横転してしまった。チケット絶賛販売中のため、興味がある人は申し込んでみてはいかがだろうか?
ongeki.sega.jp
↑まだ間に合う(公開時点)
3.2 収録数:10曲~
続いてはゲキ!チュウマイに10曲以上 (~14曲)収録経験を持つ作品を紹介します。10曲以上ともなると、コラボをおよそ3回以上は開催していないと達成できない数字となってきているでしょう。相当なズブ友具合が予想されます。
PERSONA
総収録曲数:10
アトラス より発売されているRPG 作品シリーズ。……アトラスはセガ の子会社なため、実質セガ の自社コンテンツであるとも言える。
「ペルソナ能力(もう一人の自分が、神や悪魔の姿となって現れる)」に目覚めた少年少女達が、協力して事態解決を目指すといった内容である。スマブラ のジョーカー をイメージすると分かりやすいかも。シリーズ作品で現在ペルソナ5 までの展開がなされているが、セガ 音ゲー とはペルソナ3 ・4・5とのコラボを実施している。また、派生作品としてペルソナのリズムゲーム が3~5全てで展開されており、使用されている楽曲がゲキ!チュウマイに移植されていた。
なお、自社コンテンツの楽曲にも関わらず現在は全て削除済 である。アトラスだとアカンかったか……。筆者はspecialist ("Never More" ver.) がお気に入りでした。
バンドリ!ガールズバンドパーティ!
総収録曲数:12
知らないであろう人はそうそういないであろう、ガールズバンドをモチーフとしたブシロード のメディアミックス作品。ゲーム(音楽ゲーム )・アニメ・ライブといった多様な展開がなされており、「バンドリ!ガールズバンドパーティ! 」 はその中でも音楽ゲーム アプリのことを指す。多くの楽曲・カバー曲を遊ぶことが出来る。筆者が初めて知った頃は5ユニットのバンド……だったが今はもっと増えているらしい。直近ではアニメ新作の「BanG Dream! It's MYGO!!!!!」 が放映されて話題になった。
セガ 音ゲー とのコラボについては、オンゲキ初代稼働 と同時にコラボを開催していたのが印象的であった。それこそ最初の最初のコラボであったため、オンゲキ×ガルパのコラボポスターが存在したほどである (下記参照)。リバイバル コラボも実施され、5ユニット×各2曲が遊べたなど大盤振る舞いであった。オンゲキ側では既に削除済であるが、その後にチュウニズム とのコラボが決まり、こちらは現在も遊ぶことが出来る。
ところでゲキ!チュウマイ運営さん、どのゲームでもいいのでMorfonica とRAISE A SUILEN の楽曲を収録しませんか…?
これですね。懐かしい~って思う人も少なくないかも。
アイドルマスター
総収録曲数:12
知らないであろう人はそうそういないであろう(2回目)、アイドル育成をモチーフとしたバンナム のシミュレーションゲーム 兼メディアミックス。 765、デレ、ミリオン、シャニ、SideM……等の多数の派生シリーズを持ち、楽曲数では驚異の1500曲 超えを誇るバケモノコンテンツである。
バンナム のゲームというだけあって、同じナムコ の太鼓の達人 には多くの楽曲が収録されていたものの他機種ゲームには絶望的……といった状況であったが、2021年8月~10月にゲキ!チュウマイとの合同コラボ が実施され、派生シリーズを含めた多数な楽曲が3機種に収録された。めでたい!
……っていう話を本当はしたかったのだが、実はmaimai GreeN PLUSの時にこっそりアイマス 曲が遊べてた時代があったりする。 とうの昔に削除済 なため、ホントの老人にしか伝わらない話かも。
ホロライブ
総収録曲数:12
カバー株式会社が運営するバーチャルYoutuber 事務所であり、女性VTuber タレントのみで構成されている、現在のVTuber 界隈を牽引するグループの1つ。「アイドル」 として売り出している面が強く、主にライブや歌に力を入れていることが特徴である。Vに詳しくなくても名前ぐらいは聞いたことがあるよ~っていう有名ライバーが多く所属している。作品やメディアミックスとコラボをすることが多く、コラボが多すぎて若干疎まれがちなところもあったりするが、それも人気の証拠だろう。
前述の通りライブと曲に力を入れているため楽曲群は豊富なのだが、セガ 音ゲー に収録されている曲数で言えば「意外と」 少ない。(意外と、っていうのがつくだけで12曲は十分多い) しかし、セガ 音ゲー とのコラボにより「ゲキ!チュウマイのオリジナル曲」としてホロライブメンバーが関わっている楽曲がある のが大きな特徴であり、maimai のマイオドレ!舞舞タイム (ときのそら&さくらみこ)とチュウニズム の自分勝手Dazzling (星街すいせい)が該当する。
また、ライバー別に見ると、宝鐘マリン と星街すいせい の曲が多い印象。どちらも耳に残る特徴的な楽曲(印象的のベクトルは全然違うが) なため、納得の結果だろう。
HARDCORE TANO*C
総収録曲数:12
作曲家REDALiCEを代表に据える、ハードコア主体のレーベル・音楽サークル。t+pazolite、USAO、Laur…といった音楽ゲーム をかじっている人なら誰でも知っているようなアーティストが多数所属しているガチガチハードコア集団 であり、正直HARDCORE TANO*Cメンバーの楽曲を全部カウントしていたら余裕で100は超えるんじゃないか 、という位には音楽ゲーム 界に深く関わっていると言える。なので、今回の企画では「『純粋な』HARDCORE TANO*Cとのコラボで収録された楽曲」 という形で曲数を絞りました。曲数絞って12曲もあるの草ですけども。
また、このレーベルを語るのにはBATTLE NO.1 の存在は外せないだろう。この曲は元々ボルテのKAC楽曲コンテスト公募で参加していた楽曲 (マジでなんで???)であり、まあ紆余曲折あって落選した楽曲がいきなりWACCA に収録され、その後なんやかんや でゲキ!チュウマイ3機種コンプリート を果たした。なんやかんや過ぎる。しかも、maimai は拾皆伝ボスオトモダチの隠し曲 (現在のLEGEND楽曲)、オンゲキ はエイプリルフールイベントの隠し曲 で登場と、やたらとセガ ゲー内でも待遇が良い。
Re:ステージ!プリズムステップ
総収録曲数:14
ご存じ、オンゲキ のズッ友……いや、"ズブ友" の登場である。
式宮舞菜をはじめとする女子中学生アイドル達が、アイドルの全国大会「プリズムステージ」の優勝を目指す、成長と日常を描いた作品。メディアミックス作品であるが、主にアニメとスマホ 用アプリでの展開がなされており、コンテンツ名の「Re:ステージ!プリズムステップ(通称:リステップ )」は後者のゲームのタイトルである。パズルをこなしながら音楽ゲーム をする思考型リズムアクション であるため、(慣れるまでは)世界一難しい音楽ゲーム かもしれないと言われていたり。
さて、オンゲキをプレーしている人なら誰でも知っている通り、この作品とオンゲキの相互的な入れ込み度合が本当の本当に異常クラスである。 オンゲキだけでリステ関連楽曲が14曲 (!?)収録され、コラボイベントを5回 (!?)開催している。内1曲のオン×ステージ! はオンゲキとリステの合同楽曲 となっており、セガ と他社コンテンツが合同で曲を制作したという相当稀有な事態であることは分かるだろう。ちなみにオンゲキリステ合同楽曲はもう1曲あるのだが、まだオンゲキに収録されていない(リステップでは遊べる)。早くしてください。
リステ→オンゲキの楽曲数も相当だが実はオンゲキ→リステの方がもっと異常 であり、リステ側はオンゲキ関連楽曲が19曲 、コラボイベントを7回 開催している。もうお前ら結婚しろよ。
WACCA
総収録曲数:14
マーベラス により運営されていた、文字通り「輪っか」の形状をしたアーケード音楽ゲーム 。2022年8月に惜しまれつつもオンラインサービスを終了しているが、その後はオフライン版として、(筐体が残っていれば)遊ぶことができる。前述したHARDCORE TANO*C が楽曲面で大いに携わっており、WACCA 収録を介しているかどうかが違うだけで実質第2のタノシーコラボ と言っても過言ではないかもしれない。
さて、オンラインサービスは終了したものの、その多彩な楽曲群は多くの他音ゲー に移植されており、セガ 音ゲー に関しても全ての機種で2度以上コラボを実施している。 音ゲー からの移植ということもあり非常に攻撃的な楽曲が多いことが特徴で、eden、Exitium、Invisible Frenzy といった高BPM 高難易度曲 が収録されがちである。老化した身体に鞭打たれております。
余談だが、チュウニズムの海外版限定 でBig Bang を遊ぶことが出来る。移植元の譜面が相当アレなので仕方ないのだが、あまりにも犯罪的な譜面 に仕上がっている。早く日本で遊びたい。怒りながら 詰めさせていただきます。
にじさんじ
総収録曲数:14
ANYCOLOR株式会社が運営するバーチャルYoutuber 事務所であり、前述したホロライブ と併せて「VTuber と言えばにじさんじ orホロライブ」 という認識をしている一定数いることだろう。所属するライバー総数は約150名 ほどであり、箱(事務所)単位で大きな企画を開けるのが大きな特徴。また、ホロライブと異なり男性VTuber も存在するため、ファンの客層としては(ホロライブと)棲み分けが出来ているイメージがある。筆者はにじさんじ の方がよく配信見ていたりします。
セガ 音ゲー に収録される際、「にじさんじ 」としてのコラボというより、「にじさんじ 内の特定のユニット」とのコラボ として収録されることが多い。(例:さんばか、Rain Drops 、▽▲TRiNITY▲▽) それだけメンバーやファン層が充実しているということだろう。
また、コラボで収録されたわけではないが、オンゲキ のアンチグラビティ・ガール の譜面がとても感動的なので是非プレーしてみてほしい。この曲を歌い上げた月ノ美兎 も、この曲を音ゲー の譜面として落とし込んだSaturn-CB、一ノ瀬リズ の両氏にも脱帽である。
3.3 収録数:15曲~
いよいよゲキ!チュウマイに15曲以上 収録経験を持つ作品を紹介します。ズブ友言われてたリステより多いと来たら最早なんだろう、伴侶 なんじゃないか?
Tokyo 7th シスターズ
総収録曲数:15
株式会社DONUTSより提供されているスマホ 用音楽ゲーム 。西暦2034年 を舞台に、次世代アイドル劇場型スタジオ「ナナスタ」の二代目支配人として、アイドルをプロデュースしていくといったストーリーとなっている。多くのキャラ・楽曲が存在しており、2014年よりリリースされて現在もなお更新が続いている長寿コンテンツである。
この記事を書こうというきっかけになった作品 であり、それぐらい多くの楽曲がセガ 音ゲー に収録されていた。 アイドルもののコンテンツなこともありオンゲキ が手厚く楽曲を収録しているが、オンゲキ稼働前の時点でmaimai とチュウニズム もコラボしており、長い間セガ 運営から贔屓にされていた作品であることは間違いないだろう。本当にいい曲が多いんですよ、ナナシス は。 多くの楽曲が遊べていたのも昔の話で、現在はHEAVEN'S RAVE を除いて削除済なのが悔やまれる。豊富な楽曲群が気になる方は是非アプリの方を遊んでみよう。
あとセガ 運営さん、セガ 音ゲー とコラボしてた時期の後にもナナシス に新しいユニットたくさん入ったので、またコラボやりませんか? ご検討よろしくお願いいたします。
#コンパス
総収録曲数:17
NHN PlayArtとドワンゴ より提供されているスマホ 用ゲーム。アクション・ストラテジー ・カードゲーム要素を含むオンライン対戦ゲーム であり、3対3のチーム戦でステージ上の拠点を奪い合う、といった内容の試合を行う。SNS 等の機能が充実しており、ゲーム性も相まってプレイヤー間の交流が盛んなのが特徴である。
セガ 音ゲー への収録状況であるが、1アプリから提供される楽曲数とは思えないほど多数収録されている。#コンパスには「ヒーロー」 と呼ばれる多彩なプレイアブルキャラがいるのだが、各ヒーロー毎にVOCALOID 歌唱のテーマソング が設定されているため、そもそもの楽曲数が多い。そのうえセガ 音ゲー 全体として#コンパスとのコラボ機会が多く 、オンゲキ2回 、maimai2回 、チュウニズム はなんと3回 コラボしており、その結果が……といったワケである。プレイヤーの年齢層が比較的若めということもあり、セガ 音ゲー マーとの年齢層とマッチしているということも理由の1つだろう。
プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat.初音ミク
総収録曲数:19
セガ ×Colorful Palette より提供されているスマホ 用音楽ゲーム 。中高生を中心に圧倒的人気を誇り、スマホ 用音楽ゲーム の覇権 ……と言っても過言ではないだろう。初音ミク たち「バーチャルシンガー」と、現実世界で悩みや苦悩を抱えた5ユニットの少年少女達が出会い、彼らの本当の想いを見つけ出していく、といった内容のメインストーリーとなっており、彼らの成長の様子を描くストーリーを丁寧に描いているのが特徴である。また楽曲面・音楽ゲーム 部分についても多数のボーカロイド 楽曲を収録しており、歴戦の音ゲー 猛者をも唸らせる高難易度楽曲も度々大きな話題となっている。このように、ストーリー面・ゲーム面ともに充実しているのが、多くの層から支持されている理由であろう。
セガ の自社コンテンツ&人気ゲームということもあり、複数回に渡る大々的なコラボを実施している。特にチュウニズム はプロセカのグッズキャンペーン を開催していたこともあり、ゲキ!チュウマイ全体でプロセカ勢を取り込みたい!という気持ちが垣間見られる。プロセカの5ユニットの楽曲 が収録されている他、プロセカ用に書き下ろされた楽曲のボーカロイド 音源 が通常のniconico 楽曲(のふり)をしていて追加されていたりする(例:トンデモワンダーズ、バグ、ロウワー )。今の中高生をコア層としたボカロユーザーが、プロセカに収録されている楽曲 を中心としてボカロ曲を知るようになっている、といった変化の表れの結果であろう。
筆者は調べるまでバグとロウワーがプロセカ書き下ろし楽曲ということを知りませんでした。勉強してきます…
グルーヴコースター
総収録曲数:19
TAITOにより運営されている音楽ゲーム 。アーケード、スマホ 用ゲーム、Steam、Switchといった幅広いプラットフォームで提供されている。2022年にアーケード版のコンテンツ追加は終了したものの、その後Switch版(「グルーヴコースター ワイワイパーティー !!!!」)を中心に楽曲が追加されており、2023年には「maimaiでらっくす+オンゲキパック」 が収録されるなど、セガ 音ゲー との関わりも大きい。
セガ 音ゲー への楽曲収録数も豊富である。各機種共にコラボを複数回実施しており多数の楽曲が移植された他、今は亡き 天下一音ゲ祭 の参加機種であったため、その影響でグルコスのボス曲が収録されていたりする。(アーケード版は)2つのボタンユニットを操作してプレーを行うゲーム性の関係上交互でボタンを叩かせる難所がある譜面 が多く、そのためセガ 音ゲー に移植された際にも、指押しが少なく交互押しまみれの譜面傾向となり、個人差が大きい譜面が多い のが特徴である。同レーン交互が配置しやすいオンゲキ では特に視認難×交互譜面の特色が強く、ついには回転しながら交互配置を叩かせる譜面 まで登場してしまった。オンゲキのポテンシャル、恐るべし…
余談だが、厳密にはthe world of spirit はダライアスバースト の楽曲だし、DADDY MULK はニンジャウォーリアーズ の楽曲である。まあ両方グルコスコラボで入った曲だし……
3.4 真の"ズブ友"
皆さんお待たせいたしました。 これまで数々のコラボ作品……いえ、"ズブ友" 達を紹介してきたわけですが、今から「ゲキ!チュウマイに収録されている楽曲が最も多い作品」 、つまり真の"ズブ友" を紹介していこうと思います。
心当たりはあるんじゃないでしょうか? ゲキ!チュウマイ3機種と何回もコラボをしてる、あの…………
Arcaea
……と若干もったいぶりましたが、セガ 音ゲー の真の"ズブ友" はArcaea ということが分かりました。……これはマジで納得の1位ですわ。 総収録曲数はなんと22曲 。
lowiro社が提供するスマホ 用「超感覚リズムゲーム (公式)」。音楽ゲーム としての基本システムは、チュウニズムのように画面奥から流れてくるノーツを捌いていくといったシンプルなものである。が、「アーク」 と呼ばれる青 と赤 のスライド状になぞるノーツが特徴的であり、このノーツによって本ゲームの表現幅を大きく引き上げている。
また、ストーリー部分…もといゲームを取り巻く世界観 が独特なことも魅力の1つである。「光」 と「対立」 ……というキャラク ターを中心とした、現世離れした世界観からなる物語、そしてそれを取り巻くような楽曲群……といった関係性がうまく完成されている。楽曲の解禁方法も一癖二癖あり、お世辞にも親切なゲーム設計とは言えないが、その分解禁される曲には貫禄のようなものがつき、ゲームの枠を超えて人気となっている楽曲が多数存在している。
同じ音楽ゲーム 同士ということもあり、セガ 音ゲー とはただコラボするだけでなく、相互的に楽曲を提供しあう関係 となっている。Arcaeaとの楽曲移植はとにかく「難易度が容赦されない」 のが特徴で、高難易度楽曲が飛び交う様子が毎回のように見受けられている。Arcaea側楽曲では初代アノマリー ボスのGrievous Lady は3機種制覇、その他maimai にAegleseeker と最強STRONGER 、オンゲキ にTempestissimo といった、当時の最難関クラスを平気でよこしてくる。向こうが向こうなら、と言った感じでセガ 側楽曲もLAMIA や業 を送りこんでおり、高難易度楽曲を交えた活発な交流が"ズブ友"の秘訣となっているのかもしれない。
4. 考察・おわりに
以上、ゲキ!チュウマイを取り巻く様々な"ズブ友"作品 の紹介となりました!
セガ 音ゲー も一番手のmaimaiがもう11年 、末っ子のオンゲキも5年 経っているなど、音楽ゲーム 全体としてもそこそこの歴がついてくるような機種になってきました。この年月の積み重ねが、たくさんの作品との交流に繋がっている と思うとなんか感慨深いですね。
さて、今回の結果を受けて、どういった作品が選ばれているか、もとい「どのような作品・コンテンツが、ゲキ!チュウマイと仲良くなりがちなのか?」 といった部分を、自分なりに考察してみました。こちらもご覧ください。
"ズブ友"ポイント①: 音楽ゲーム 同士のコラボ
これは真っ先に思いました。楽曲数が非常に多く 、移植曲としての「弾数」が豊富に用意できることと、いわば同業他社のゲームなので人を呼び込むハードルが低い ことが大きな理由として挙げられるでしょう。つまり、色々な音楽ゲーム を触っておけば、セガ 音ゲー のコラボの時に得をしやすくなる! というわけですね。
また、同様の理由で「音ゲー アプリが存在する」アイドルコンテンツ 等も、楽曲の数が多いということからコラボ面で有利である。気になるコンテンツを見つけたら是非履修してみよう。
"ズブ友"ポイント②: 若い層に人気の作品
チュウニズムとmaimaiのメインターゲット層は10代~20代 であるため、若い層に人気である作品・コンテンツは、集客効果が見込めるかも!と判断されセガ 音ゲー への収録が決まりやすいです。ただし、一過性のブームであったらその時の1回のコラボで終わってしまうといった面もあるため、長い間若い層に人気であり続ける作品 はズブ友素質があると言えるでしょう。「もう自分も年食ったし、若者の趣味は分からなくなってきたなあ…」と思っているような人も(筆者もですが)、気持ちを若返らせて色々な作品に触れてみてはいかがでしょうか?
"ズブ友"ポイント③: オンゲキはヤバい
オンゲキ というゲーム、特定の作品に対するコンテンツの擦り様が異常です。 オンゲキの稼働初期辺りでは1コラボで4~5曲がザラに追加されていること、コラボのリバイバル という文化のおかげでおかわり楽曲が発生すること、オンゲキ運営の職権濫用で「これ入るの!?」って楽曲が入りがち なこと、などといった理由が挙げられます。チュウニズムとmaimaiはどちらかというと浅く広くといったスタンスなのに対し、オンゲキは狭く深く 、といった言葉がふさわしいような、コラボ作品との関わり方を貫いているゲームと言えるでしょう。
コラボする作品に対して「これ気になるな~」とアンテナを飛ばしながらオンゲキをプレーする の、オススメですよ!人生が簡単に変わります。筆者もオンゲキというゲームに何回も人生を変えられてしまいました。どうして……?
といった感じでしょうか。
今年のゲキ!チュウマイアドカレ2023 の初日記事で、たける ん 校長先生の「音ゲー を幅広く楽しむように心がけている」 といった旨のありがたい話を読んだのですが、これは「音楽ゲーム と関連付いている作品に目を向ける」 という意味では「広い視点で音ゲー を楽しむ」 ことに繋がるのではないのでしょうか。
blog.noise.blue
↑ありがたい話
広い視点で音楽ゲーム を楽しむことで自分の人生に影響を与えるような作品に出会えるかもしれない 、というのは素敵な話ではないでしょうか?ちょっとでも共感していただけたら、是非ゲキ!チュウマイに彩を添えているこれらの作品達に着目してみてください。…といったいい感じの話をして、この記事の締めとさせていただきたいと思います。
僕は「○○(作品)の○○(楽曲)がさあ~~~~~~~~~~!!!!!」 って感じの話を一生していたいです。是非同士が増えたらそれは嬉しいことです。
読んでいただきありがとうございました!
ゲキ!チュウマイアドカレはこの後もどんどん面白い記事が投稿される予定なので、他の人の記事も是非チェックしてね~