どうもぶちょーです。
突然ですが、皆さんはアスタレーヴという最高に可愛くて素敵な2人組アイドルユニットをご存じですか?
今回はそんな彼女らのお披露目イベントである、「Re:ステージ! Aster Reve 1st EVENT ~Chain of FlowerS~」に両部参加してきたので、記憶が新しいうちに色々と感想・情緒などを書き記していこうと思います。久しぶりにライブの感想記事書くかも。
俺にはRe:ステージ!しかないんや…(結論を先に書こう)
1/28までならアーカイブもあるので気になった人は是非視聴してください。(大事なことは先に言おう)
1. オルタンシアとアスタレーヴの話
本題に入る前に、ちょっと辛気臭い話を先にしておきます。後半で辛気臭くなるよりはマシかなと思ったので。リメンバーズなら察しはつくと思いますが、オルタンシアとアスタレーヴの話です。思うところはあるので1回書いておこうかなと。
2022年末のリステ4thで陽花役の嶺内ともみさんが声優の廃業と共に役を降りることになり、その後のストーリー中での陽花の扱いとして「陽花が海外に行き、オルタンシアとしての活動が止まる」「紫は、新キャラである水篠苑とユニットを組み、アスタレーヴとして活動する」という、あまりに異例すぎる措置が取られていました。声優が何らかの都合で役を降りる場合、キャラクターの声優だけ変えてストーリーはそのまま進む、っていうのが普通だと思うんですが、Re:ステージ!はキャラクターを実質退場させる決断をしたというわけです。
「陽花の新しいCVを見つけて、そのうちストーリーにも戻ってくるのでは……」というユーザーの期待と不安が1年くらい続いた訳なんですが、昨年末の裏リステップRadioでの「陽花の声優は、嶺内さんにしか出来ないと思っています」、そして今回のライブのでの小澤さんの「私と苑ちゃんと、陽花の3人で、ステージに立っているという思いで」、「大切なオルタンシアの曲を、(アスタレーヴとして)歌わせてください」ということから分かる通り、「オルタンシアの意志を継ぐユニットとして『も』、アスタレーヴの活動を行っていく」という方針がはっきり示されたという形になります。(『も』は、アスタレーヴは単なるオルタンシアの後釜じゃないということを強調するために使っています。)
個人的な所感を話せば、いくらアスタレーヴが好きな自分としてもこの対応は不誠実だと思うし、なんで運営がこんなことをしているのかは正直皆目見当もつきません。ただ、こういう形であっても前に進んでいくことを許容してもらう、許容していく、その必要があることを考えさせられる。今回のアスタレーヴお披露目イベントはその第一歩に当たるんじゃないか、と考えています。
実際、ライブ前に「今回のイベントでオルタンシア曲はやるんじゃないのか?」というのは予想していました。
この対応をすぐに受け入れるというのは難しいし、どうしても無理っていう人も全然いると思います。しかし、そうだとしても、過去のしがらみに囚われて前に進めなくなるよりも、断ち切ってでも前に進んだ方が良いのかな、というのを改めて考えさせられるきっかけになりました。オルタンシアの曲が一生現場で聴けなくなるくらいなら、アスタレーヴとして意志を継いで歌ってくれた方がまだ報われると思っています。
こういうことをちゃんと言葉で説明しようとするのは難しいなって書いてて改めて思いました。でも、アスタレーヴが前に進んで、すごいユニットになってほしいという気持ちは変わらないです。この気持ちを持ち続けて、Re:ステージ!の今後を追っていきたいです。
2. セトリの話
さて辛気臭い話はここで終わり!ここからセトリの話です。まずはセトリの内容を見てみましょう。
なんか一部ありえない曲混ざってませんか???
Re:ステージ!のライブに参加し始めてから1年半くらいなんですけども、このコンテンツのセトリは予想の遥か先を毎回行っております。この「何が出てくるか分からないワクワク感」が味わえるのも、リステのライブの特徴であり魅力なんじゃないかなあと。好き嫌いは分かれそうだけどね。
各曲ごとの感想をつらつらと書いていきましょう。昼夜被ってるやつは飛ばしますが、今回は全曲書くぞ。
昼-1:un rêve
AsterReveが最初に踏み出した1曲。やっぱり綺麗な曲だな…………。
この曲は、サビの高音コーラスが聴いていて気持ちいいというのと、一方で楽しくなれる神Cメロ(ラップパート)が素晴らしい。あと転調。転調する直前に一発「パチン!」というクラップ音が入るので、ここでクラップや指パッチンを決められたらその日は満足して帰れることでしょう。静かだけどしっとりとしている訳ではなく、楽しめる曲でした。
歌詞もいいですよね。un rêveはこれから皆で育てていくんだ。
あと、ライブ中に小澤さんが「アスタレーヴはそれぞれが夢を咲かせるユニットだから、それを取り入れた振りになっている」的なことを仰ってた(と思う)んですけど、それを意識しながら見るとAメロBメロあたりの2人の動きが対照的でなるほどなぁ~~~となってました。こういう細かい所に気づけるとちょっと嬉しい。
昼-2:あのね
萌えでしかないだろ!!!!!!!!!!!!!!!
小澤さんの振りが全体的にかわいい(特にアウトロ)、サビの「あのね」を毎回観客側に言わせてくれるのがもう楽しい。口角上がりっぱなしです。そもそも作品内ではサバサバしてる感じの伊津村紫ちゃんのソロ曲がゲロ激甘恋愛ソングなのが本当に好きで~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ッ。
余談ですが、第2部のあのねのサビ前でかすかに家虎(イェッタイガー)が入ってて笑っちゃいました。これ家虎入る曲なんだw
昼-3:Re:write
苑ちゃんさんのソロ曲です。リステのソロ曲は色々ぶっ飛んでいる曲が多かったりしますが(みいセンとか、香澄とか、陽花とか)、これは純粋シンプルで、スッと身体に入ってくる曲だなあ、といった感想でした。というか一番Re:ステージ!というタイトルみがある曲かもしれません。まあ僕は曲もそうですが、篠原さんお顔がいいなあ~~~ってのを眺めていた記憶しか残ってません。なんでですかね。
「始めよう 時間の早さにしがみつけ」って歌詞好き。何周かも分からないくらい周回遅れでリステージの世界に飛び込んできた水篠苑ちゃん、今後が楽しみです。
昼-4:*Heart Confusion*
オイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
…えマジで?
この曲が披露されることは、いわば2つの「ライン越え」をしてしまったのだなあ、という感想になりました。1つはさっきも言及した通りで「オルタンシアの曲を、アスタレーヴのメンバーで披露すること」。まあこれは全然予想ついてました。もう1つは……
分からない人は……これを見て察してください。
どうやら某事件以降に某氏の曲が現場で流れたの初めてっぽくて、リステ外の人達も話題にしていました。マジかあ。
秀和嘘だよな…?問題についてはマジで自分はこういう意見だぞ!みたいなのはこんな場では言えるわけなくて、曲には罪はないだろ!という気持ちの自分もいますし、でも「人の」罪が罪だから……となる自分もいるわけで。正直いい意味でも悪い意味でも「Re:ステージ!、やってくれたな!!!」と思いました。これを皮切りに……とはなるんですかね。僕はよく分かりません。
秀和曲流れた衝撃がデカすぎて曲や振りの感想全部飛んじゃったんですが(バカ)、苑ちゃんが現場で初めて歌う曲が「わたし達のこと 意識してくれてるの? 友達以上のライン ちゃんと超えれるかな?」っつう三角関係ラブソングなの過酷過ぎて笑っちゃう。
苑「ゆ、紫さん!この歌詞、ほ、ほんとに私が歌うんですか……!?」←この苑ちゃん流石に実在する。
昼-5:ク・ルリラビー
ここからかえ香澄のターン。ク・ルリラビーのフル聴くのは地味に初めて(4thではゲーム尺だったので)。本当にありがとうございます。
ク・ルリラビー、曲も良いんですが、この曲のお人形さんみたいな振りが本当に好きで~、特に1番と2番のAメロのかえ香澄の対照性が本当に好きで!!!
あとリステ曲にしては珍しくコールを入れる所があまりない曲の1つなんですけども、それも2人だけの世界に閉じこもっている曲って雰囲気を出しているのが良くてえ…
昼-6:WINTER JEWELS
冬だからね。季節感ぴったりだね。しばらくライブで披露されてない曲もちゃんと出してくれるの、Re:ステージ!の好きなところの1つです。
「今日のことはもう 忘れられるわけないね」←本当にそれで…!
昼-7:ステレオライフ
さっきから曲の情緒に訴えかけてくる度がヤバいんですが?????いい曲すぎて泣いちゃうて。1つ前のライブのRe:SHOUTがあまりにも動物園選曲だったからというのもあるかもしれない。反動ってやつ。
ステレオライフはドリームデイズ(アニメ)の時の印象がやっぱり大きいですね。あの時は舞菜紗由だったけど。
昼-8:Lots of love
最強!!!!!!!この曲、最強です。
ライブ前から「この曲は絶対ライブで楽しいんだろうな~~~」とは思ってましたが、実際は予想を大きく上回ってきました。サビでたくさんワイパーさせてくれる、コールもたくさん出来る。みんなで揃えて声を出せるのがこんなにも楽しい!というのを体現した1曲だと思います。Re:ステージ!の定番曲になってほしいなあ。あとオンゲキにも収録してほしい。欲しかない。
改めてライブで実感したけど、この曲は確実にオルタンシアの遺伝子を受け継いでいます。
昼-9:FlowerS~となりで咲く花のように~
アンコール1発目のイントロでお前それだよ!!!!!!!!!!ってなっちゃった。オルタンシア始まりの1曲にして、最高の1曲。(EXPERT譜面だけ最悪)
The・オルタンシアって感じのこの曲をアスタレーヴが歌うのは、肯定派の自分でも正直慣れない部分は多少あるけれども、そのしっくりくるための気持ちは時間をかけてまた育てればいいじゃんとも思うのであった。育てようun rêveってやつだ。
余談だけど、紫ちゃんと陽花ちゃんがささいな話で口喧嘩はイメージ沸くけど、紫ちゃんと苑ちゃんはささいな話で口喧嘩しなさそう。
昼-10:オン×ステージ!
ありえねえよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
前回のRe:SHOUTのオン×ステージ!は「リステのライブに、ズブ友であるオンゲキの赤尾ひかるさんが出演した」というのがありえないポイントだったわけですが、今回は「リステ単独のイベントの昼ラストで、オンゲキ×リステ合同曲のオン×ステージ!が流れる」のがありえないポイントです。なんなら歌ってる方の片割れは同日に秋葉原のオンゲキのライブにいました(これが本当に意味不明)。
自分はガチで「オンステージ?そんな曲リステにあったっけ……(リステ曲から脳内検索しているためすぐに気づかない)……えオン×ステージ!?!?!?」って感じのフリーズを起こしました。そりゃそうだ。
まあでも、コールは完璧でしたね。完全初見で全然分からなかった前回と違い、オンゲキでもリステップでもたくさん聴いてきましたので。ちゃんと「もう1回!」も入れさせていただきました。緑化委員長、見てるか?てかちゃんとリステのライブ来たんか???
↓何の話か分からない人用↓
オン×ステージ!、最初は「オンゲキとリステ双方にとっての大切な曲」という印象が強くて、そのためオンゲキ側では「リステの曲」、リステ側では「オンゲキの曲」という印象が(自分含め)ユーザーの間ではあると思います。ですが、今回のアンコールでの披露然り、この前に「オンゲキの曲として」CHUNITHMに移植されたりなど、「オンゲキとリステの合同曲という狭い枠組みに囚われず、もっと広くオンゲキの曲、リステージの曲として使っていきたい」といった主張を受け取れたような気がします。もっと軽率に擦っていいよ!
あ、でもリステとオンゲキの合同ライブを望んでいないわけではないので、それは実現のほどよろしくお願いいたします。本当に。
余談ですが、今回4人でオン×ステージ!を歌ったわけで、間奏で演者が縦一列に並んで歌う振りのところが本当にかわいくて好きでえ~
夜-4:ガジェットはプリンセス
かえのソロ曲です。本当に可愛らしい立花さんの歌声と、後ろで流れてるsasakure.UK節の相性が本当に良くて。これ聴くたび毎回思うんですけど、かわいく歌ったthe EmpErroRすぎません???
現地で聴くのは初めてなのでコール少なめの曲なのかな?と思ってたんですが結構コールありました。というかずっとクラップしてたからむしろ疲れる側の曲だったかも。楽しかったです。
夜-5:ミライKeyノート
嘘でしょ!?!?!?www
完全にせーので跳ぶ態勢をしていたため、ペンライトを青に変えている中聴き覚えがありすぎるドラムロールではなく、綺麗なピアノが流れてきてまた思考がフリーズしかけました。リステージのライブのセトリヤバすぎる。
香澄のソロ……というよりここぱんなの曲ですね。詳しくはドリームデイズを見よう。せー跳べが聴きたかった気持ちもあるにはあったけど、この曲来るのが流石に読めなさすぎたことの驚きと嬉しさが上回っちゃいましたね。
ライブ人生で本人が歌うこの曲聴けて良かったです。前現地で聴いたミライKeyノートは「陽花、大好き♡」っていう幻聴が聴こえた気がしていて……あれ……?
夜-6:Glass Wings
かえ香澄にこの曲歌わせるの流石に選曲センスやばすぎる!元々は奏と珊瑚のデュエット曲なんですが、「自分のことなんて厭わず、かけがえのないパートナーを守る」的な楽曲がかえ香澄に合わないわけがなくて。本当に聴き入っちゃいました。
「痛みも悲しみも忘れて欲しいから 真っ赤に染まった裾を隠して笑った」←本当に勘弁して……
余談ですが、岩橋さんがこの曲を歌うにあたって阿部さん(奏役)にアドバイスを貰ったところ「パワー!」とだけ返ってきたらしいです。流石あべりかさん…流石なのか…?
夜-7:雨音ファンファーレ
声が出せる雨音ファンファーレが本当に感謝してもしきれなくてえ!!!
コールも出来る、ジャンプも出来る、希望のワイパーもさせてもらえる。この曲がオルタンシアとして披露されていた時期はずっと声出し出来なかったということもあり、本当にアスタレーヴがオルタンシアの意思を継いでくれて良かったと思える1曲です。
un rêveのところでオルタンシアとアスタレーヴの振りの違いの話をちょろっとしましたが、オルタンシア曲であるこちらは二人の息が揃った振りが特徴です。可愛い。
夜-9:Purple Rays
渋谷を破壊してしまいました―――
これ俺何か喋ることあるか?まごうなき最強の楽曲です。Purple Raysは聴けば聴くだけ幸せになれます。
余談ですが、ヤバい動画を久しぶりに見つけてしまったので共有いたします。上がった口角が帰ってきません。
夜-10:OvertuRe:
渋谷を涙で水没させてしまいました―――
小澤さんの感動的なMCの後、最後はハッピータイフーンかカナリア辺りで楽しく締めるかな~~~とヘラヘラしてた自分をぶっ叩いて来ました。え、ミライKeyノートやらPurple Raysやらでも思ったけど、このライブは実質Re:ステージ!ドリームデイズ♪なのかもしれないじゃん。
オルタンシアという1つの時代の区切り、そしてアスタレーヴという新しい時代の始まり。オン×ステージ!の「Shining star 心から 会えてよかった!」。OvertuRe:の「キミと出会い動き出した 私たちのRe:ステージ!」。このライブを新しい時代へのRe:ステージ!という立ち位置としてこの曲らを選んでいたとしたら、本当に脱帽でしかありません。
ありがとう、Re:ステージ!―――
その他:曲以外のおもしろポイント列挙
・演者より人気の椿本P
Re:ステージ!さん箱が小さめなのもあって、プロデューサーとファンとの距離感が近い近い。主にミニゲームコーナーで活躍(要審議)されていましたが、中々の盛り上がり具合でした。
・(昼の部ミニゲームコーナーで)コロッケが出てこない篠原さん
苑ちゃんの大好物なのに…………。でも実際あのお題絶妙にむずかった。コロッケって結局和食か洋食かと言われたら迷う気がする。和食の方が出現頻度が高い…のか…?
・悪いアスタレーヴ
夜の部ミニゲームコーナーで、シンクロ物真似対決が同点なら罰ゲームが椿本Pになるとして、点数調整を行い始めるアスタレーヴの皆さん。悪い子すぎ!w
MCパートの感想ですが、やっぱり小澤さんのMCは圧倒的で面白いです。小澤さんのMC浴びすぎると他の人で満足できない身体になりそうw
・見つめ合うかえ香澄
かえ香澄はゲーム中で常にイチャイチャしてるのに、演者さん同士はちょっと恥ずかしがるのマジで好きで……
・小澤さん「リステのライブは治安良いね~」
ホンマか?と思ったけど同日やってたアイプラの様子を見てる感じだと…と思った。Re:ステージ!は治安良いコンテンツらしいです。
・大好きちゅっちゅっちゅ~
これが無いとリステのライブから帰れない。昼夜2回も浴びれた。幸せです。
3. おわりに
Re:ステージ!のライブは、曲が良いのは勿論そうなんですけど、「昼と夜でガッツリ曲を変える」「いい意味でも悪い意味でも、過去のしがらみに囚われない」「毎回予想の一歩先を行っている」というのが特徴だと思っていて、このビックリ箱を開ける楽しさ的なことがリステのライブの醍醐味になっているんだなあ、というのを今回のライブで強く感じました。やっぱこのコンテンツ、細く長くでいいからまだまだ続いてほしいよなあ。
また、改めてアスタレーヴのイベント最高でした!本当に曲とキャラが個人的な刺さりに刺さっておりまして。2曲じゃまだまだ物足りないのでどんどんアスタレーヴの新曲出してほしいです。今後新ユニットも出るし競合中々大変だとは思いますが!そこは気長に待ちますので!
では、次のRe:ステージ!のイベントでお会いしましょう。