雑記

ぶちちの感情置き場

【オンゲキ】「オートプレイ」という概念について

お久しぶりです。ぶちょーです。最近はお絵描きに夢中で文字書きの方はあんまり出来てなかったです。

 

今日は音ゲー上達においてちょっとタメになるかも?的なチョイ記事を書こうと思います。テーマは音ゲーにおける『オートプレイ』について」です。

 

 

オートプレイ太鼓の達人でいうメカドン的な???それは不正でしょ。

 

…と何を言ってるのかサッパリな人が多いと思われるので、ちゃんと説明をしたいと思います。

 

「オートプレイ」とは?

実際この用語使ってるの、身内のオンゲキ勢くらいでしか観測してません(自分は)。もしかしたら他の界隈でも同じような意味で使われているかもしれませんが、実際オンゲキのみならずあらゆる音楽ゲームにおいて意識しておくと何かと役に立つ概念だと思います。

 

オートプレイとは、「判定や配置などに何も意識を向けなくとも、全ピカ通過ができる(失点をしない)状態」のことを指します。

元々自分がこの単語を初めて聞いたのはめんつゆさんが発した「メリゴ(Good bye, Merry-Go-Round)の32分はオートプレイにしてる」とかいう意味不明な言説がきっかけであり、そこから少しずつ「この状態」を示す単語として用いられるようになりました。

 

 早くこれになりたい。

 

さて、みなさん知っての通りオンゲキというゲームは理論値ゲーであり、現在任意の譜面に対して1010000点が出されています。14.9が初日で陥落する時代おかしいよ~

ですので、当然プレイヤーは最終的な目標としては1010000点を目指していくことになると思われるのですが、ここで大事なのは「赤(失点全般)が出る箇所をなるべく少なくしていく」ことです。

 

理論値狙いというものは、他のスコア狙いとは全く違う点として1点の失点も許されないという面が大きいです。つまり、理論値狙い「以外」ではいかに難所を捌くか・光らせるか…という部分を重視するのに対し、理論値狙いでは上記の点に加えて失点する「可能性がある」箇所を減らす、といったことが大事になってきます。

 

ここ大事なのですが、失点する箇所ではありません。失点する可能性がある箇所です。例えば9割の確率で全ピカするけど1割の確率で失点する…みたいな箇所が譜面上にあった場合、もしそういう箇所が4箇所あるとそれだけで全部通る確率は(0.9)^4=0.65...=65%になります。塵も積もればなんとやらです。

 

つまり、こういう観点から考えなくてはならないからこそ、「何も考えていなくても勝手に理論値通過ができる」という状態である「オートプレイ」が重要視されるという訳になります。

 

図解するとこのようになります。

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ここで今回強調したいことは、「意識して100%光らせられる」と「オートプレイ」が別物である、ということです。「100%光るなら同じでは……?」と思うかもしれませんが、光らせることに意識を向ける必要があるかそうでないかの違いは結構バカにできません。音ゲーは2分間の間集中力を持たせ続けなくてはいけないゲームでありますが、実際この間ずっと集中を持たせられるか、と言ったら厳しい部分があります。さらに、単曲粘着ならまだしも、コースモードや通しプレイといったスタイルで行う場合は2分どころではない集中力を要求されます。そういったことも考えると、やはり無意識で光る、という状態は非常にありがたいです。

 

では、この概念を知って何になるの?といったいわゆる本題部分なのですが、すなわち意識の取り方・運指の組み方などに影響を及ぼします。例えば、譜面のある箇所に対して「運指Aでは集中をちゃんと向ければある程度は光るようになったけど、運指Bに変えたらオートプレイになった!」といった改善を行えるようになります。運指の幅がめちゃくちゃ大きいオンゲキというゲームにおいてはなおさら重要になってくると思われます。

 

以上がざっくりとした解説となります。最後に1つだけ大事なことを言い忘れていましたが、どこがオートプレイになるかどうかは完全に個人差が出てくるので、人によって違う、ということだけはしっかり知っておきましょう。その上で、なるべく意識しないでも光らせられるといったことに着目していく様にすれば、理論値粘着がぐっとやりやすくなるんじゃないかな~と思っています。

 

それでは~